やはり瑕疵担保責任ですね。ご自宅の場合であればあまり問題になることはありませんが、例えばアパートなどで、貸していた部屋で自殺者が出たなんていう場合、売主がどこまで話しておくかということは不動産業者であっても問題になるところですよね。
また昨今よく聞く話では、工場跡地などの土壌汚染が問題となっています。同様の話で、田んぼだった土地を転用して建物を建てて、その後中古物件として土地ごと売却したのですが、建物は解体するという話になり、いざ解体してみたらガラ（コンクリートの塊：産廃）がいっぱい出てきてその撤去に数千万円の費用が掛かったと。で、地盤だけ瑕疵担保特約に入っていたので撤去費用の請求が売主にきた、という話がありました。

もちろんそうしたことは買主も気をつけるべきですが、売主も転々売で買ったような土地の場合は名義も含めてキチンと登記内容を確認しておかなければいけないでしょうね。