司法書士の業務は不動産や法人の登記申請の手続きを代理で行うことです。登記とは平たく言うと、土地や建物というのは誰々のものと名前を書いておくわけにはいかないので、それらの権利を役所に届けて記録として公示しておくことですね。
その他の業務としては、家賃支払いに関わる供託手続きや、最近では業務が広がって、簡易裁判所の140万円以下の訴訟代理権や裁判外での和解手続、さらに認知症など判断能力が不十分な方の成年後見制度の利用手続きや、成年後見人などの法定後見人としての責務を請け負うこともあります。

一方、土地家屋調査士は測量や境界線調査区分などを行い、土地・建物の場所・地目・建物の種類・面積などの登記手続きを行います。